HSP 子どもの「学校に行きたくない」&親の正しい対処法とは?

こんにちは!ゆうみんです。

今日は今年小学1年生になった娘の話をしたいと思います。

分散登校中に「お母さんに会いたくなっちゃったの」と学校で泣いた娘は、6月に入り通常登校が始まると「学校に行きたくない」と朝から涙するように。

<目次>

1、「登校しぶり」とは?

2、「登校しぶり」①原因を探る

3、「登校しぶり」②登校時の対策

4、「登校しぶり」③親も相談先を確保

5、さいごに

1、「登校しぶり」とは?

学校に完全に行けなくなると「不登校」となりますが、嫌々ながらでも登校出来ている状況は「登校しぶり」です。

「登校しぶり」の娘は、励ましで勇気をもらい一旦登校してしまえば、時々私を思い出して寂しくはなるものの、元気に過ごし帰ってきます。

「楽しかった」と嬉しそうに話してくれる日もあります。

朝も泣きわめいたり騒いだりするわけでもなく、行きたくない日はただただ静かに涙を流す。

その時に私は、「お母さんはずっとおうちで待ってるよ」「帰ってきたらぎゅうして抱きしめてあげる」「大好きなアイス食べていいよ」と娘に語りかけています。

すると娘は色々葛藤しながらも、毎朝友達との待ち合わせ場所に向かって行くんです。

2、「学校しぶり」①原因を探る

理由を聞いてみると、娘の口から出たのはこんな言葉でした。

  • 給食が嫌
  • 牛乳が嫌
  • ひらがなを何度も直される
  • 私はしっかりやっているのに先生が(全体に向かって)怒るから怖い
  • 幼稚園と違う
  • お母さんと離れたくない

まず、「給食」は少食の娘にとっては幼稚園の頃からの課題。

でも、決して無理に食べさせられているわけでもなく残して良い、という学校側の対応です。

なので、気にしなくて良い旨を伝えています。

「牛乳」は大嫌いでほとんど飲めません。

幼稚園はお茶だったので良かったのですが、学校は毎日牛乳が出ます。

しかも飲むとお腹がゴロゴロ…

アレルギーはないので、先生に相談して少しだけ飲めばオッケーという事にしてもらいました。

「ひらがなを直される」のは、これがまたかなりの完璧主義で負けず嫌いで…。

直されると怒られているような気になるようで、落ち込んで帰ってきます。

今は出来なくて当たり前、という事を伝えました。

「私はしっかりやっているのに先生が(全体に向かって)怒るから怖い」のは、HSC(Highly Sensitive Child)、超敏感体質っぽいですね。

HSPの私の娘ですし私によく性格が似ていますから、HSCなのは納得ですがこれは学校ではキツイ。

対策も取りようがないので、娘には「あなたがしっかりやっていれば大丈夫。気にしなくて良いよ」と伝えました。

とは言っても、気になるのは私も同じ。

気持ちはとっても良くわかります。

「幼稚園と違う」と言われました。

そりゃそうだ(笑)

もうこれは慣れるしかないですね。

お絵描きや工作、外遊びなど幼稚園が大好きだった娘にとっては、小学校はまだ居心地の良い場所ではないのかもしれませんね。

これは大丈夫、慣れます!!

最後に「お母さんと離れたくない」娘はこれが一番の要因でしょう。

普段はそんな事ありませんが、悲しい時、寂しい時、ツラい時、嫌な事があった時、私の顔を思い出すようです。

でも、そんなの小さい時は当たり前ですよね。

絶対的存在のお母さんを思い出さなくて誰を思い出すんだと。

これに関しては「帰ってきたらギューしてあげるからね」「ずっとおうちで待ってるよ」「頑張ったら大好きなアイス食べていいよ」で娘のスイッチが入ります。

きっと、我慢しているでしょう。

葛藤もある事でしょう。

きっと大声を上げて泣きたい時もあるでしょう。

でも、娘は頑張っています。

3、「登校しぶり」②登校時の対策

娘の「登校しぶり」は、朝の語りかけと、友達との待ち合わせ場所まで私が一緒に付き添う事で緩和されました。

又、「みんな同じだよ。行きたくないんだよ」という言葉も効果あり

娘の場合は様々な「不安」が要因ですが、大人だって仕事や学校に「行きたくないな、面倒くさいな」と思うでしょう。

「お父さんとお兄ちゃんにも聞いてごらん?」と娘に問いかけると、その返答を聞いて笑顔に。

兄「学校?行きたくないよ、面倒くさいもん」

お父さん「行きたいわけないじゃん。働かなくていいなら働かないよ(笑)」

娘は自分だけじゃない事に安堵し、みんな我慢したり頑張っている事に気づき、私も頑張ると言ってくれました。

そして「学校で嫌な事があったら、いつでも言ってね」の一言で更に安心していました。

気持ちを理解してあげる事、抱きしめて安心させてあげる事、登校時の不安(友達と合流するまで)を解消してあげる事。

娘にとってはこれがかなり大きかったようです。

万が一、不登校や登校しぶりの原因に「いじめ」がある場合は、第一優先で親と学校が協力して解決すべき問題ですが、それ以外はちょっとした「声かけ」と「安心」で乗り切れるかもしれませんね。

我が子を追い詰めることなく、一番合った対応を探してあげたいですね。

4、「登校しぶり」③親も相談先を確保

子どもの「登校しぶり」は親も悩み自分を責めたりがちです。

しかもどのやり方が正解かわからない場合もあります。

そんな時、誰に相談しますか?

お母さんが一人で悩んで苦しむ必要はありません。

私は、夫、実母、実妹(同じく子育て中)、ママ友、学校の先生に相談しています。

又、学校のスクールカウンセラーや自治体の発達相談などを利用するのも良いかもしれません。

子どもがツラい時にそっと手を差し伸べる事が出来るように、親も普段から相談しやすい関係を作っておくと良いですね。

5、さいごに

学校が始まってもうすぐ1か月経ちます。

最近、娘はクラスに新しいお友達が増え、それと同時に「楽しい」という言葉が聞けるようになってきました。

大人でも初めての環境にはとまどい不安になるものです。

まして子どもなら何も不思議はありませんよね。

勉強も人間関係も自分の力で乗り越えていくしかありませんが、不安が強い時には親が出来る範囲でそっとフォローしてあげたいですね。

今日はこの辺で失礼いたします。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA