HSP 元司書オススメの1冊「最強の説得力」
こんにちは!ゆうみんです。
子ども(特に息子)にどんなに問いかけてもこちらの意図が伝わらず、同じ事を言わなければいけない状況が多々あります。
強く言ってもダメ、かと言って一歩引いて様子を見ていてもダメ。
う~ん、もう悩みに悩んでいます。
「説得力」を磨きたい!と思い、「最強の説得力(相手からすんなりYESを引きだす74の法則)」著者 斎藤孝
を読んでみました。
ビジネスに限らず、家庭環境、対人関係などあらゆるところで役立つスキル満載でした。
興味がある方、ぜひ一度読んでみてくださいね。
<目次>
1、概要
大きく7つに章立てされ、全74の「説得ルール」が紹介されています。
仕事でも家庭でも子育てでも説得の場面は多々あります。
例えば、「仕事のプレゼン」「結婚式のスピーチ」「商品のセールス」「仕事のオファー」「サークル勧誘」「面接での自己アピール」「夫に家事をお願いする」「子どもに勉強させる」などなど。
毎日こんなに大変なのに、なかなかうまくいかない「説得」。
こちらの一生懸命さを尻目に、簡単に拒否されることありませんか?
そんなあなたが「なぜか意見がすんなり通る人」になれる技が記されたガイドブックです。
2、我が息子に試した「説得のルール」
全部で74ある法則のうち、私が息子に試した10をご紹介します。
74の説得のルールの中から私が選んだ10のルール
- オープンな「かまえ」をつくる
- 人の話はおもしろそうに聞く
- 譲れるところは譲る
- リアクションを大きくする
- 説得に「質問」を織りまぜる
- 相手の不安を払拭する
- 紙に伝えたいことを書いていく
- 決めつけない
- 論破しない
- 相手が力を注いだ部分を評価する
最強の説得力 相手からすんなりYESを引きだす74の法則 [ 齋藤 孝 ] 価格:1,430円 |
大学の教師と生徒の関係、阿川佐和子さんや三輪明宏さんの話、また、有名企業、商売をするうえでのエピソードなどが説得のルールの教材になっています。
どんな言葉をかければ良いか、具体的な会話が記されていて非常に参考になりますよ。
3、実際にやってみた結果は…
さて、息子にやってみました。
結果は…
効果あり(^_-)-☆
私の性格上、なかなか譲歩できないのでそこを改め、説得に「質問」を織りまぜて、リアクションはオーバーに…(^^♪
私の話を聞いてくれるようになった気がします。
布団に入っても騒いでなかなか寝ない時、いつもだったら…
私「明日も学校なんだから、早く寝なさい。朝、起きるのがツラいのはあなたでしょ!!」
(私を無視して騒ぎ続ける)
それを、こんなふうに変えてみました。
私「明日も学校だけど、あと何分騒ぎ続ける?あと何分経ったら寝る?」
息子「はい…」
なんと、そのまま静かに寝ましたよ(笑)
びっくりですよね。
恐らく普段は私が命令口調でただ上から叱るだけなので、それに慣れていて全く注意は聞かず無視するんでしょうけど、質問形式の説得は、普段と空気が違うのを察したのもあるかもしれません。
慣れてきた時にはまたどうなるかわかりませんが、とりあえずは成功しました。
それから、口頭で色々言うよりも、やっぱり「紙に書く」というのは必要だと感じます。
特に息子の場合は。
つくづく思うのは、本当に普段から私の話を聞いていないんですよ。
返事はするけど、聞いていない。
右から左へ聞き流しているんです。
だから、最近必要な事柄や伝達事項は紙に書いて、ランドセルの裏に貼り付けてますよ(笑)
これも効果ありでした。
4、さいごに
あなたの周りには、自分の話を楽しそうに聞いてくれる人、大きなリアクションをとってくれる人がいますか?
もし身近にいたとして、あなたはその人の事が人として好きになっていませんか?
又、話をするのが楽しくて一緒にいたいと思いませんか?
結局、「説得」は人柄なのです。
相手を「説得」したいなら自分が変わらなければいけない。
信用できない人間の言葉は、どんな良い事を言っていても響いてこないのだなと思います。
一方的にまくし立てても、それはただ耳障りなだけ。
私がイライラしてただ叱るだけになっている時は、やはり息子には気持ちが届きませんね。
本書を読んで損はしないと思います。
ぜひ読んでみてくださいね。
今日はこの辺で失礼いたします。