HSP 元司書が「頭に来てもアホとは戦うな!」を読んでみた!
こんにちは!日々消耗が激しく疲れているゆうみんです。
毎朝毎朝、子ども(特にマイペース息子)との闘いを終えぐったりな私。
学校に送り出すと静寂な時間が訪れ、ホッとします。
なんでテキパキ支度して、学校行かないのかな。
やる事あるのに何故のんびり出来るのかな。
息子の頭の中は私には理解できません(T_T)
さて、今日は「頭に来てもアホとは戦うな!」田村耕太郎著 を読んでみたのでご紹介します。
頭に来てもアホとは戦うな! 人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現 [ 田村耕太郎 ] 価格:1,430円 |
<目次>
1、本書に書かれているアホとはどんな人物?
アホと言うと何だか口が悪いですが、本書のアホの定義は以下の通りでした。
- 戦ったり、悩んだりするに値しない人物
- 不条理な相手
- 他人の足を引っぱり、自分の価値を上げようとする人
- しつこくアタックしてくるヒマな人
確かにいますね。
2、アホと無駄な戦いを繰り広げる人の特徴
次にアホと戦ってしまう人たち。
これね、私結構当てはまってしまいました(笑)
- 正義感が強い
- 自信にあふれる
- 責任感が強い
- プライドが高い
- おせっかい
「自信にあふれる」以外は私です~。
いちいち反抗心(直接言えない場合がほとんどですが)が出てきて、ストレス溜め込んだりしまったりします。
プライドが高いのは自覚しています…昔から。
そのプライドに対して筆者は以下のように言い切っています。
プライドというものはほとんどの場合、邪魔にしかならない。功を奏するプライドの持ち方は、自分の仕事の質に対して持つプライドのみと言ってよい。
「プライドが高い」と言われるたいていのケースは"他人によく思われたい"という思いが強いにすぎない。相手になめられたと感じ、時に怒ったり、機嫌を悪くしたりするのは、このタイプの人間だ。
(中略)
プライドやメンツをつぶされた?それがどうした?
そんなものどうでもいいのである。
おっしゃる通り。
ここを改めたら楽に生きられるかもしれない、と思いましたね。
3、無駄な戦いは華麗に避けつつ、それでも一度はアホと戦え!
ムキになって正面からアホと戦うのはムダ、と筆者は言います。
「アホの力を自分の有利なように上手に使い倒して、それをもって倍返しとせよ」
これが筆者のメッセージ。
でも、いつか来る勝負の時に戦い方がわからなくなるので、アホと戦う虚しさを実感する意味でも、戦うことも覚えたほうがいいそう。
そう、何事も経験して勉強せよという事ですね。
確かに失敗して学ぶ事は非常に多いです。
HSPにとっては失敗は強烈なほどに脳に刻まれるので、シンドイ場合も多いのですが…
うちの夫(非HSP)も本書を読んでから、仕事でアホは相手にしない、アホと戦って得るものはない、と仕事の仕方が変わった気がします。
4、戦わずして勝つために必要なこと
- 嫌な相手にこそやられたフリ
- 忍耐力を身につける
- カッとなったら幽体離脱
- 他人の目を気にしない
- アホは味方にしてしまう
なるほど。
要は自分の心の持ちようですね。
結局は他人ではなく、自分と向き合う事、そして自分が本当にやりたいことに集中する事が重要。
もしやりたい事が見つからない場合は、目の前のことを懸命に頑張る!のがオススメだそうです。
エネルギーを使うべきは他人にではなく自分に。
あくまでも主役は自分です。
5、さいごに
他人の目が気になって仕方無い人に、筆者の言葉をお伝えします。
もう私に向かって言われている気がするんですが(笑)
自分がコントロールできないことについて、あれこれ悩んだり、心配したり、イライラしたりしても仕方がない。そして基本的に他人の気持ちはコントロールできない。これは家族でも友人でも社員でも同じだ。人に好かれたいという思いに振り回されて"自分の人生"を生きなかったら、私にはその時間は無駄に思える。
(中略)
他者の気持ちはコントロールしようとすればするほど離れていく。そんなものをこちらの思い通りにしようとするのではなく、確実にコントロールできる自分、そんな自分の目の前にあることに時間とエネルギーを集中投下すべきなのだ。
誰でも人からは好かれたし、よく思われたいですよね。
でもそれが人生の目標になってしまったらきっと不幸。
他人からよく見られているか、幸せそうに見られているかではなく、自分が自分の人生を楽しんで幸せを感じているか。
これが一番なんですね。
他人とのいざこざで心身ともに消耗しないように、私も少しずつ頑張ります。
今日はこの辺で失礼します。