我が子の「聞く力」を伸ばす為に親がやるべき事
こんにちは!ゆうみんです。
マイペース息子が話を聞かない、声が届かない、響かないので日々イライラしています。
娘は私の声掛けには最高の反応をしてくれて、話もしっかり聞いてくれるのに~
男の子と女の子は聞く力に差があると言いますが、本当ですね。
今日はこの「聞く力」についてです。
娘が小学校入学前、学校に就学時検診に行きましたが、そこで先生に言われました。
「しっかり話を聞けるように練習してきてください」
学校生活で「聞く力」ないと本当に困るんですよね。
親の意識を変えるだけで子どもの「聞く力」は育つようです。
学校で学んできたことをご紹介します。
<目次>
1、子どもに命令や指示ばかりしない
親に命令や指示ばかりされていると、子どもはうんざりするようです。
それはそうですよね。
私も普段から命令が多くて反省です…
大抵は「早く!」「間に合わないよ」「○○しなさい」「何やってるのダメでしょ」などなど。
でもいくら私が騒いでも、息子全く聞いていません。
ただ私がイライラして疲れるのみ。
全く意味がありませんね( ゚Д゚)
そんな時はゆっくり、子どもの目を見て話しをする必要があります。
こっちもバタバタしていると忘れがちになりますが、ちょっと深呼吸。
息子の意識がこちらに向いてから、目が合ってから。
その時に命令はダメなので、今何時?何すればよいかな?と考えさせる声かけを意識しています。
2、子どもの返答を待つ
子どもの返答を待たなければならない理由。
それは、子どもは聞いた内容を理解するまでに時間がかかるからです。
大人と違って脳が未熟な為、聞いて理解してというのは実はとても大変。
それなのに、次から次へと矢継ぎ早に言葉を投げかけられてしまうと、理解する時間もなければ考える事も出来ない。
聞く事自体も嫌になります。
これが、親の言葉を「スルー」している状態なんですね。
聞こえているけど、聞いていない。
言葉として頭に入ってない。
ただうるさい雑音になっているだけでした。
私、かなりのせっかちなので、息子の返答を待つのが苦痛なのですが、これは改めなければいけません。
主人が息子に語りかける時は、この「待つ」作業、しっかり出来ている気がします。
一人でイライラしていっぱいいっぱいになっている私とは違う…(笑)
下記の事、気をつけるようにしています。
- 深呼吸してから話始める
- 息子の反応を確認してから次の言葉を出す
- 急がず息子の言葉を待つ
3、話を遮ったりすぐに反論したりしない
先生曰く、これが一番やってはいけない事だそうです。
なんと脳の成長を妨げるとか。
「いや、違う」「でも、あなたが○○でしょ」「何言ってるの!そんなの知らない」など。
子どもの話を最後まで聞かずに親がさえぎったり反論したりしていると、「聞く力」が育たたず危険なのです。
これは親に「聞く力」がない事になりますね。
一生懸命話していても話の腰を折られる事で、子どもは「どうせ親は聞いてくれない」「それなら、親の話も聞く必要がない」
そう思っても不思議ではありません。
「聞く力」が育たなければ脳も使われないので、脳の発育に悪影響なのです。
4、「聞く力」を伸ばすと身につく能力とは?
・集中力が身につく
「聞く力」を伸ばすと周囲の騒音にも気が散らず、物事に集中する力がつきます。
・コミュニケーション能力が育つ
ゲームなどに没頭する事が多い現代社会は人との関わりが希薄になっています。「人の話を聞く」いう行為はコミュニケーションの基本になりますね。
・学力が伸びる
「聞く力」は思考力や理解力、読解力を深めることにもつながっています。言葉は知識や知能と関係が深いです。
読み聞かせや読書を積極的に取り入れたいですね。
・話す力がつく
「聞く力」は「話す力」の基礎です。言葉を聞き分け理解力が備わると自分の言葉として発することができます。
5、さいごに
理想と現実は違いますし、イライラしたり忙しい毎日の中で完璧な対応は難しいかもしれません。
私も頭ではわかっていても、出来ない事がたくさんありもどかしい気持ちになります。
まずは深呼吸する事、気持ちを落ち着けて子どもと接するようにする事、ゆっくりを意識する事、焦らない事から。
親の心がけ一つで子どもの能力はぐんぐん伸びる気がします。
「聞く力」を伸ばすには、子どもが自分で考え理解し脳を働かせる時間を増やすこと。
親の少しの余裕が子どもを変える事を忘れずにいたいと思います。
今日はこの辺で失礼いたします。