一生に一度しかないゴールデンエイジ!子どもの運動神経が伸びる黄金期にすべきこと

こんにちは!ゆうみんです。

運動神経って何だろうと時々考えることがあります。

夫も私も幼い頃から運動が得意で足も速かったので、

二人の子どもならきっと運動は得意になるだろうと思っていました。

しかし現在10歳の息子は、歩き始めは1歳前と早かったものの、あまり体を動かすことが好きではなく、体もヒョロヒョロ。

幼稚園の運動会では背が高くかけっこも有利なはずでしたが、活躍できるような子ではありませんでした。

一方、5歳の娘。

走るの大好き、運動大好き、かけっこもマラソンもかなり速く、幼稚園では1位をとる子です。

ボール投げやボール蹴りなども、息子と比べるとセンスありですね。

足の筋肉も女の子ながら、かなり発達していますし、

家では暇さえあればダンスで体を動かしています。

我が家の息子と娘は運動に関しては正反対ですが、どちらにもまだまだ頑張ってほしいと思っています。

今日は、世界中で注目されている「ゴールデンエイジ」について書きたいと思います。

<目次>

1、ゴールデンエイジって何?

2、子供の成長で分けられる3つのゴールデンエイジ

 2-1 プレゴールデンエイジ 3〜8歳

 2-2 ゴールデンエイジ 8〜11歳

 2-3 ポストゴールデンエイジ 11〜14歳

3、子どもの成長を見ながら親が適切な判断をする

4、さいごに

1、ゴールデンエイジって何?

ゴールデンエイジとは、一生のうちで最も運動能力が伸びる時期のことです。

一般的には3〜14歳と言われています。

この時期の過ごし方で一生の運動能力が決まると言われています。

運動神経が良くなる、スポーツが上手くなるだけでなく、ピアノなどの楽器の習得にも当てはまります。

何かを上達させるためにとても重要な時期なんですね。

考えてみると、私も6歳から15歳頃までピアノを弾いていました。

その後はしばらく弾いていなかったのですが、大人になって趣味でピアノをやり始めてみると、

嬉しいことにちょっと練習すれば弾けるんです。

ゴールデンエイジの過ごし方が大事なのは納得ですね。

2、子供の成長で分けられる3つのゴールデンエイジ

下記のグラフはアメリカの学者・スキャモンによって発表された発育曲線です。

この曲線で見るべきポイントは、神経系です。

神経系が運動神経の良さに大きく影響します。

ゴールデンエイジは子供の成長に合わせて3つに分けられますが、

この神経系の発達がポイントなんです。

スキャモンの発育曲線 神経系

プレゴールデンエイジ 3〜8歳

脳をはじめとした神経回路が急激に発達する時期です。

この時期に色々な運動にチャレンジするかどうかで、その後に違いが出てくるようです。

スポーツに専念して運動量を増やすということではなく、「遊び」がこの時期のトレーニングになります。

親としては、子供が興味を示しそうなものや示したものを与えること、そして一緒に遊んであげると良いですね。

おすすめの「遊び」

  • 鬼ごっこ ⇒ 基礎体力、判断力、瞬発力が身に着く
  • ボール投げ⇒ バランス感覚、空間認識能力、スピードの認知力
  • 砂場遊び ⇒ 「立つ」「座る」運動、「掘る」「積む」「運ぶ」などのバランス感覚

とにかく好きなことを楽しんで思いきりやること。

プレゴールデンエイジの時に、様々な動きで神経を刺激しておくとゴールデンエイジでとても良い影響があります。

子どもが外で遊ぶのはとっても大事なことなんですね。

息子は幼稚園入園まで、毎日公園で遊んでいました。

今思えば良い習慣だったなと思います。

ゴールデンエイジ 8〜11歳

この時期に神経系の発達が90%に達し、見ただけで習得することができる「即座の習得」が可能な年齢と言われています。

ただしプレゴールデンエイジできちんと基礎的な動きを身につけていることが前提です。

今までできなかったことが突然できるようになったり、技術、センス、などが大きく成長する時期です。

ただし成長のスピードには個人差があるため、マイナス3歳位は見ても良いそう。

周りができているのに我が子はできない、と落ち込む必要はないということです。

技術の差ではなく成長の差と考えてくださいね。

早生まれの子がちょっと不利なのと同じ理由です。

ポストゴールデンエイジ 11〜14歳

この時期には神経系の発達が9割~10割形成されているため、

大きな成長は難しくなりますが、

骨格や筋肉が発達して体格が大きく変わり始めます。

ゴールデンエイジで身につけたテクニックを生かすパワーが養われるので、

頭を使って上達していく時期になるんですね。

3、子どもの成長を見ながら親が適切な判断をする

息子は、幼稚園から小学校低学年まであまり運動が出来ませんでした。

背が高くて有利なはずなのに、周りの子と比べて足は遅いし、球技をやらせてもセンスがないと思っていたのですが、

小学校3年生になると運動会のリレー選手に選ばれたり、スイミングもメキメキ上達したり、

ボール投げもフォームがキレイになったり、マラソンを頑張れるようになったりと、

嬉しい成長が見られるようになりました。

これがマイナス3歳位の成長の差なのかもしれないと知り、ちょっと安心しましたね。

大切なのは子どものすぐそばにいる親が適切な判断をすることだと思います。

プレゴールデンエイジの時期にしっかりと「遊び」、ゴールデンエイジの時期は子どもの興味や成長に合わせた習い事をさせてあげて、アドバイスをすることが大切だと思います。

親として長い目で子ども成長を見守ってあげたいですね。

4、さいごに

うちの子ども二人を見ている限り、元々運動好きかそうでないかも影響しますし、

本人の興味がどこに向くかでも変わってくるなぁと思っています。

娘のようにアクティブで何でも挑戦したがる子は運動能力の発達も速い気がします。

ただ、マイナス3歳位の個人差があることからもわかるように、

ゴールデンエイジを過ぎてしまったからもう手遅れなのかというとそうではないですし、

大切なのは、親が子どもの発達段階がどこにあるのかを判断することでしょうね。

一生に一度しかない「黄金期」、

やっぱり、室内でゲームばかりして体を使わないのはもったいないです。

息子のマラソン大会まであと3か月、娘のマラソン大会まであと2ヶ月。

例年、近くの公園で夫が子ども達と一緒に走り込みをしてくれています。

今年も頑張ってほしい。

応援したいと思います。

今日はこの辺で失礼いたします。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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