家の外で息抜を ~『どくだみ』除草~
こんにちは!ゆうみんです。
暖かくなってきましたね。数年前から気付いていましたが、自宅の庭のどくだみが年々増えている!!
ということで、今年は新型コロナウイルスのせいでゴールデンウィークを自宅で過ごすことになったので、気分転換を兼ねてどくだみを駆除することにしました。
<目次>
1、どくだみとは?
どくだみは多年草(たねんそう)で、日本や中国、東南アジアが原産です。
繁殖力が高く、地下茎(ちかけい)を伸ばして広がっていきます。
ちなみに、多年草は、複数年にわたって生存する植物のことで、地下茎は、地中に埋もれる性質を持つ茎のことです。
(なるほど…我が家のどくだみが毎年増えるわけです)
6~7月に白い花を咲かせ、草全体から強い臭いを放つことで有名ですね。
(どくだみの増加に伴い強くなる匂いが、近所迷惑になっていないかしないでした…)
ただこの匂い、「デカノイル‐アセトアルデヒド」という物質が原因で、黄色ブドウ球菌や肺炎球菌、白癬菌(はくせんきん)などの活動を抑える力があると言われます。
そのため、薬草(どくだみ茶など)として利用され、ある意味では、ありがたいものなのです。
2、除草について
私が実際に試したどくだみの除草方法について、お話しします。
まず始めに、我が家の庭の状況からお話しします。図1のように芝の間からどくだみが生えています。
いたる所にどくだみが生えていることが分かりますね。
どくだみの駆除は、地下茎の根から除去しなければなりません。
そのため、除草方法は幾つかありますが、根っこから枯らすことができる除草剤を使うことにしました。
ちなみに他の方法には、熱湯をかける、根っこから掘りおこす、塩を掛ける、重曹を使うなどがあります。
これらの方法を選択しなかった理由は、
熱湯や掘りおこしは芝への影響があるため不可、塩は効果があるかもしれませんが土壌や家の基礎(コンクリート)へ影響があるため不可、重曹は効果が薄そうなので不可としました。
除草剤は、根っこまで枯らすグリホサート系を使いました。
グリホサート系は葉っぱから入り、根まで枯らす性質があります。
除草だけなら単純に葉っぱへ散布すれば良いですが、芝に対しては薬害となるため、芝に掛からないようにどくだみの葉一枚一枚に除草剤を塗りました。
準備したのは、下記のものです(図2参照)
①ペットボトル
②除草剤
③綿棒×数本
ペットボトルは除草剤入れとして使いますので、カッターなどで下5センチ位でカットしてください。代用出来れば、他の物でも構いません。
それと綿棒ですが、芯が紙タイプの物を使用したため、除草剤が芯まで浸透してきました。
可能なら、小さいハケのような物があれば良いと思います。試していませんが、要らない歯ブラシもいいですね。
作業は、一日雨が降らない日に行って下さい。
雨が降ると除草剤が吸収される前に流れてしまい、効果が半減します。
それでは手順です。
①ペットボトルの下部5センチ程度をカットする。
②上記①に除草剤を適量入れる。
③綿棒に除草剤を浸ける。
④どくだみの葉にたっぷり塗る。
作業する中で多少芝にも掛かりましたが、問題ありませんでした。そこまで気にする必要はないと思います。
時間が掛かる作業なので、大胆に行ったほうが効率が良いと思います。
私の場合、どくだみの数としては60輪位あったでしょうか。
私も最初は慎重にやっていましたが、途中面倒臭くなって大ざっぱになりました。
注意点としては、どくだみが固まって咲いていますので、塗っているうちにどこまで塗ったか分からなくなります。
レンガなどの切れ目などを目印にした方がいいと思います。
…後述しますが、それでも塗り漏れが少しありました…
3、効果
気になる効果についてです。結論、かなり効果がありました。
二日目間位から効果が表れました。図3と図4は1週間後のものですが、葉が所々茶色に変色しています。
ただ中には図5のようなものがありました。かなり元気に花を咲かせています!!
これは塗り漏れですね…
後日、同じ手順で除草しました。
4、さいごに
かなりの数生えていて大変でしたが、こまめに作業することで次回以降は短時間で終えることができると思います。
また、外に出て何かに集中するのは良い気分転換になりましたし、日々効果が現れたので楽しみとなりました。
来年どれくらい咲くのか(減るのか)気になりますね。
みなさんも、チャレンジしてみてください。
今日はこの辺で失礼いたします。
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