HSP 他人が羨ましくて仕方ない時に考えること
こんにちは!ゆうみんです。
10月だというのに気温30℃超え。
身体が追いつかない私です。
そして来週からは気温が下がる予報です。
皆様、体調にはお気を付けくださいね。
さて、私は幼少期から人を羨ましく思う事が多い子どもでした。
そしてそれは根本では今もあまり変わっていません。
いつも他人と自分を比較しては、「うちはダメ」「私はダメ」だと思ってきました。
常に「完璧」であり、すべてを手に入れなければ気が済まない自分がいるのだと思います。
よく思うことがあります。
「HSPじゃなかったら、こんな性格じゃなかったらどんなに楽しい人生だろうか」と。
些細なストレスで体調不良になる自分がつくづく嫌になり、
忍耐力がまるでない私には子育ては向いていないんだと自信喪失する。
常に弱い自分と闘っていかなければなりません。
私とは正反対の考えを持つ夫の力を借りて、日々頭を切り替えながら生きています。
他人を羨ましく思ってしまった時にどう対処するかポイントをご紹介します。
<目次>
1、他人が羨ましい理由
人間は自分にないものを持っている人を見ると羨ましくなります。
そしてそれはその人に対して興味がある、憧れがあるからだと思います。
裏を返せば興味が無い相手、嫌いな人にどんなに良い部分があったとしても
「羨ましい」とは思わないということですね。
私も思い当たることがあります。
大好きなママ友の経歴を知った時、瞬時に「羨ましい」と思いました(^^♪
そのママは美人でスタイル抜群、おまけに穏やかで性格も良い良妻賢母。
バリバリのキャリアウーマン(女性起業家)ですが、家のこともしっかりこなし家族や季節の行事も大切にしています。
美と強さと優しさをもったこのママには到底かなうはずがないのですが、
私も手に入れたくて羨ましくて仕方がないのです。
なんで同じ人間なのにこうも違うのかな…と。
他人のことが気になるHSPにとって、この「羨ましい」という感覚はごく普通のことかもしれません。
本当の自己中の場合、他人のことなんてどうでも良いし、羨ましいだなんて絶対に思わないですもんね。
身近にいる自分の好きな人、興味がある人、憧れている人が自分にないものを持っているから羨ましいのです。
つまり、羨ましいのはないものねだりと憧れなんですね。
2、見えているのは他人の人生のほんの一部分
私が好きなこのママ友が今の地位を手にするまでに、相当な苦労と努力をしている事、
また大きな病気をして手術をしていることを後に知りました。
どこをとっても欠点が見当たらず楽に何でも手に入れているように見えていましたが、そうではありませんでした。
自分の人生を思い返してみればわかるのですが、努力や苦労、ツラい事、嫌な事が一切ない人生なんてあり得ないんです。
でも他人の人生の場合は、成功の裏にあるものや抱えている悩み苦しみは面には出てこないからわからないですよね。
キラキラ輝いて見えるその羨む部分はその人にとっての一部分でしかないということ。
羨ましいのは「その人の人生すべて」ではなく「一部分」だということ。
これに気づくと少し楽になりませんか?
3、自分の価値に気づく
昔は自己肯定感が低く自信もなく、自分に価値があると思ったことはありませんでした。
生まれ変わりたいとか、あの人が羨ましいとかしょっちゅう思っていました。
でも今は子ども達の「唯一無二の母親」であることが私の最大の価値、これは言えます。
母親として自信があるかどうかは別にして。
でもそもそも人間は生きているだけで価値があると思うのですが、キレイごと過ぎるでしょうか?
誰かを羨ましいと思ってもその人と完全に入れ替わりたいとまでは思わないですし、
今自分が持っているものをすべて捨てられますか?と問われても簡単にイエスとは言えないと思います。
育ててくれた親、親戚、昔からの友人、自分の学歴、職歴、 夫、子ども達、どれも大切です。
そして長所も短所も、良い事も悪い事も全部ひっくるめてすべて自分です。
きっと、「羨ましい」のは他人と比較して自分が出来ない事や短所や苦手なことが如実に見えて、克服したいという願望があるからこそではないかと思います。
自分の長所や得意なこと、好きなこと、自信があることだってたくさんあるはずです。
他人を羨ましいと思ったら、自分の長所をぜひ思い出してみてください。
4、さいごに
私が他人のことが気になって「ワーワー」言っていると、夫に「人は人」「うちとは関係ない」とよく言われます。
夫は非HSPということもあり、良くも悪くも他人をあまり気にしません。
しかもいつもびっくりするくらい自信満々。
「自分に出来ることは出来るし、出来ないものは出来ない」
「ミスしたものは仕方ない」
こんな調子です。
きっと、生きていくのが楽でしょうね。
夫のこういう思考が私にもあれば…と常々思っていますが、
「夫と入れ替わりたいか?」と問われたら答えは「ノー」です(笑)
夫の強いメンタルや思考回路が欲しいだけで、私は私として生きて行きたい。
これが本音です。
そういえば、こんな私でさえある人に、
「すべてを手に入れていて羨ましい」
「だいぶ恵まれているよ」
と言われたことがあります。
びっくりです。
私のどこが!!!?
そうなんです、他人は私のすべてを知らないのです。
見えているのはほんの一部分だけ。
人間なんてそんなもんだと思います。
もしあなたが「羨ましい」と思う人に会ったら、ぜひ仲良くなって話をしてみてください。
きっとその人のことが良くわかり、自分と大して変わらないかもしれないと思うかもしれませんよ。
「羨ましい」と思うのは人間の感情として当然のこと。
その人が裏で知られざる努力や苦労をしていると知ればそれほど苦しくならないと思います。
今日はこの辺で失礼いたします。
最後までお読みいただきありがとうございました。